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変な夢だった。
室内は水で満たされていて、異様に息苦しい。 それでも窒息することはなく、徐々にその夢の設定が明らかになっていく。
夢ではありがちな、みょうちくりんな設定。
半魚人として生まれた人は、大人になると陸の上に働きに出なければならない。
大人になった僕は、水の中から出なければならなくなったその日、大切なものに初めて気付く。
大切なもの。
それは、家族であったり、恋人であったり、宝物であったり・・・。
とにかく、水の中では漠然としていたものが、突然に具体化して、急に切ない気持ちに襲われた。
多分、泣いたと思う。
大事にしていたものは、失って初めて、いや、改めて気付くものなんだ。
・・・そんな夢だった。 |
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